コノシロとは時期を多少ずらして同様に大量に入ります。浦戸湾でのサビキ釣りによるものでしょう。腹部に硬いキール(稜鱗)があるため高知ではハラカタと呼ばれ、あまり相手にされないようです。
私の故郷三重県松坂市ではネコマタギ。猫もまたいで通るという不名誉な名が付いていたようです。
ところが岡山県ではあまりの美味しさに、ご飯た足らなくなり近所に借りに行くほどといった意味で”ママカリ”。岡山名産です。たしかに美味しいと思います。
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丸さんのアート魚(ぎょ)ラリー“なんちゃっ亭”
浦戸湾で釣りをする方々が好意的に魚を集めて生かしておいてくれます。大変有難いことです。
コノシロは多いときでは続けて大量に入ります。ご存知の通り若い魚は、シンコ、コハダと呼ばれ、寿司ネタとして重要なものです。大きくなると小骨が多く、あまり好まれてはいないようです。焼くと人が死んだときのような死臭が漂うそうです。その昔、ある長者に美しい一人娘がいて、国司にみそめられて嫁がせる約束をしたとのこと。ところが娘は別の若い男と恋仲となり、懐妊してしまったので国司に差し出すわけにはいかなくなったのです。そこで一計を案じ、大量のコノシロを焼き、娘が急病で死に、その亡骸を焼いているところだと国司の使者を欺いたという話があります。「東路の室の苫屋に立つ煙 誰が子の代につなし焼くらん」。つなしは子の代(コノシロ)となった一説。