昨年の私の抱負は「アーティスティックになる」でした。
広告やPOP、商品のデザイン、おとどちゃんとTwitterでの情報発信を通して達成できたように思います。
私はアナログ人間でしたが、桂浜水族館に入社してデザインのお仕事をするのに、パソコンのペイントツールを使いだしてからというもの、足すことも引くことも一瞬でできるようになり、ひとつのものにかかる時間を短縮してたくさんのものを作れるようになりました。
「職業病」ではありませんが、チラシや雑誌、ポスターや広告、看板や街にあるものすべてのデザインをよく見て
隙あらば自分のものにしてやろうと、咀嚼して反芻し、飲み込んだものを吸収する毎日を送っています。
昔からよく会話や声や言葉、文字に対して、自分が興味を持ったものはメモにとってはいましたが、
デザインというものに執着するようになったのは、ここでこうして携わるようになってからです。
ご飯やさんにでかけたりすると「このメニュー表はどこかの会社にデザインを頼んで作ったのですか?」と訊いてしまうまでになりました。視界が変わったのです。
いつもテーマを決めて髪型や髪色、爪の柄やコーディネートをするのですが、
去年の何気ない日の特に考えもなく出勤した時に副館長に「今日のテーマは?」と訊かれて
何も考えてなかったせいで口ごもってしまったのが心残りです。
それ以外は、病気もしなかったし自分的にはしっかり生きた一年になったと思います。
また、SNSを通して「世界にはさまざまな感情を持った人」がいるということを
改めて感じました。
ひとつの情報には、それを受け取る人の数だけ情報に対する「反応」があります。
これは上手な取捨選択が必要だと思いました。
おとどちゃんとともにその術を身につけ、柔軟な発想と自由な表現力で枠にとらわれない情報発信をしたいと思います。
そんな私の2018年の抱負は、どこかの大手デザイン会社に見初められて引き抜きにあうがあっさり蹴ると
サウナで声をかけてきた貴婦人が大手モデル会社の女社長で、引き抜きにあうがあっさり蹴るです。
それくらいデザイン力をつけて、女としてフォルムを安定させ、人を魅了する人間になりたいです。
本年も、よろしくお願いいたします。