🐱~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
読書の秋ということで、
みなさんは荻原朔太郎の「猫町」という作品を読んだことはありますか。

物語は、薬物中毒から抜け出し、健康のために散歩を始めた「私」が
北越地方のKという温泉に滞留した際に、猫ばかりが住む未知の町に迷い込んでしまうというもの。
もともと極度の方向音痴でもあったが、薬物の後遺症もあったのでしょう。
猫の町は実は自分がよく知っている近隣の町で、普段とは異なった方角から町に迷い込んだために、まるで見知らぬ町に来たかのように錯覚するのです。

この現象って案外あるあるなように思うのは私だけでしょうか。
数日前まで建物があった場所が空き地になっていて、そこにあったものが思い出せないだとか、慣れない近道をしたばかりに複雑な道に迷い込んで町に騙されてしまったりだとか…。

物事にはありとあらゆる「面」があります。
正面だと思ってみても、それは「自分にとって」にすぎません。
「四角」を見て「箱」を想像することができなければ、それは「四角」でしかありません。

こんな広告を見たことはありますか。

出典 新聞広告データアーカイブ

誰かにとっての「正義」は
誰かにとっては「正義ではない」かもしれないのです。

最近、私がときめいたキャッチフレーズは、
docomoのCMの「世界は、ひとりの複数形でできている」です。

自分が、今、目にしているもの、それが「すべて」ではないということ。
生きている場所、そこが「すべて」ではないということ。
いろんな角度から物事を考えてみる。
いろんな自分になって答えをだしてみる。
自分が知っていると思っていることは、知っていると思い込んでいるだけで
違う角度から見るとまったく知らない「面」を知ることがあるのです。

誰も言ってくれないから自分で言いますけど!!
かいものかごをバケツにしたこと、「天才かよ」と思います。
バケツを持って歩いている人、可愛すぎる。
特に小さい女の子や男の子がバケツを持って歩いているの、可愛すぎる。
私天才。発想の勝利。自分最高!!!

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