水中を嫌う貝(スタッフ・ムラ)

こんにちは。スタッフのムラです。
今日は久しぶりの大雨がふり、本格的に梅雨に入りましたね雨

さてさて、今回は最近入ってきた生き物の紹介をしたいと思います。
おらんくの池で展示している生き物なのですが、、、

岩の隙間にくっついている白いつぶつぶなんだかわかりますか?
取り出して見ると、、、

こんな感じで小さな貝なんです。
この貝はタマキビという貝で、海岸で満潮の時にかろうじで波に
濡れるような岩場に生息しています。
貝といいますと水の中で暮らしているイメージがあると思いますが
タマキビは他の貝と違って水を避けるかのように暮らし、産卵するとき以外は
ずっと水中からでて暮らしています。水の中に入れても、1日たてばまた元通り
水中から出ていきます。
乾燥には比較的強いですが、1週間以上水を浴びない状態が続くとさすがに
死んでしまいます。自然界では満潮の時に波を受けますが、おらんくの池では波が
ないため飼育員が定期的にタマキビに海水をかけています波

おらんくの池にたくさんいますので桂浜水族館にお越しの際は是非見に来て下さい。

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