海響館に行ってきました!(スタッフ・ミチオくん)

学芸スタッフのミチオくんです。遅くなって申し訳ありません。気が付けばひと月も経っていました!すっかり季節は冬から暖かい春へ!

3月21日(土)に下関にある海響館で行われたフンボルトペンギンの保全に関する意見交換会に参加してきました。ペンギン初心者の私ですが、勉強する機会だと思い高知から下関まで行ってきました!

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下関と門司をつなぐ関門橋

下関といえばフグ、もとい関門海峡ですね!

そんな関門海峡のそばにあるのがしものせき水族館こと海響館です。その昔、私も下関にいたことがあり、旧下関市立水族館や海響館には大変お世話になり懐かしい思い出があります。

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水族館の建物の外観はクジラをモチーフとしています。

意見交換会は海響館の奥にある会議室で行われました。 チリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園付属動物園の園長さんと研究者の先生、国内から多くのフンボルトペンギンの最前線で活躍されいる方が来られ、おそれ多くとても緊張しました。フンボルトペンギンは南米ペルーからチリの温暖な海岸に棲んでいるペンギンなのですが、人間活動やエルニーニョなどの環境変化に見舞われ絶滅に瀕しています。そのためワシントン条約で厳しく国際取引が禁止されているのです。

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フンボルトペンギンの研究の最前線について紹介が行われ、熱い意見が飛び交いました。なかでも、サンチアゴ・メトロポリタン公園付属動物園の先生による野生のフンボルトペンギンの現状についての紹介は大変興味深いものでした。先生にお尋ねしたところ、チリでもペンギンといえば南極にいるイメージが強いそうです(笑)。また、参加された方たちからフンボルトペンギンだけでなくペンギンについていろいろと教えていただきました。

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情報交換会で、サンチアゴ・メトロポリタン公園付属動物園のAlejandra Montalva園長(右)とフンボルトペンギンの保全研究をされているGuillermo Cubillos Torres先生(左)と一緒に写真を撮らせていただきました。ペンギン初心者の私にとってとても有意義な一日となりました。
意見交換会主催の海響館スタッフの皆様、参加した皆様本当にお疲れ様でした!

DSCN8540桂浜水族館にもかわいいフンボルトペンギンがたくさんいるので是非遊びに来てくださいね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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