“スレ”てしまった?動物たち その1.アカメ  スタッフM

桂浜水族館といえばアカメですが、どっしりとした貫禄とは裏腹に驚くと大パニックに陥りやすい魚です。
アクリル面の内側などの壁面のコケ落としには細心の注意を要します。
アカメの目の反射はまっすぐに来る光が返ってくるもので、以前は本館入口の外から見ると目が光って見えますが、
中に入って水槽の前に立つと光らなくなります。


そこで入口上部に照明を取り付けてライトアップすることで効果を上げることが出来ました。

当初はこの光が曲者で、カメラのストロボのように一瞬の光には反応しませんが、ビデオカメラのライトのように連続して照射される光にはパニックを起こし身体を擬岩にこすりつけて体表を傷つけたり、底のゴミなどを巻き上げたりと大変なことになってしまいました。
あるテレビ番組のために朝から照明を当て続けて光に慣らすという試みもありました。
現在はライトアップのお陰でビデオのライトにも平気になっています。
夜明営業の”夜の水族館”では暗くした水槽に懐中電灯で照らしても大丈夫です。
”ピカ目ライト”なるものも登場し、入館者が顔の横に構えて光を当てるとアカメの目が光って見えるというアイデア抜群の演出です。

子供がピカピカやろうがお構いなしです。以前はとんでもないことで考えられもしませんでしたが・・・・。

すっかり”スレ”てしまったということでしょうか冷や汗 (顔)

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