今日1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日です。
あれから24年が経つんですね。
当館の姉妹園館でもある神戸市立須磨海浜水族園も
たいへんな被害にあわれました。
当時を知るスタッフさんからもお話を聞くことがあります。
震災直後から約3日間ライフラインがストップ。
エアレーション（水中に空気を溶かすこと）、
給水、ろか循環などの装置が機能せず、
酸素欠乏や水質悪化を引き起こしました。
イルカやラッコなど肺呼吸ができる生き物たち以外は
この状況に耐えられず、なんと魚たちの約7割が死んでしまったのです。
飼育員たちは、この事態をどうすることもできず、
魚たちが死んでいくのをただただ見送ることしかできませんでした。
（写真提供：須磨海浜水族園）
ワタシたちハマスイも明日この言葉をいうことになりえるかもしれない。
そぉ思うと日々1日1日が大切なものだと感じます。
（写真提供：神戸市）
24年にもなれば、薄れゆく記憶になるのでしょうが、
私は、決して忘れることの出来ない1.17です。
防災は、昨今すばらしい取組みがなされています。
こどもから大人、高齢者も対策は万全ではないでしょうか？
ただワタシは感じることがあるのですが、
復興についてどれだけ伝えれているか・・・。
マニュアル慣れしてきた世代に、
なにもなくなってしまった世界からの再生がどれだけ出来るのか。
だからこそ、子どもたちにもいろんな経験をさせときたい。
その中で、自分やまわりを信じることや、助け合うこと、
人と人のつながりの大事さを教えてあげたい。
今日という日が、再びないように
明日という日もまたない。
同じ日は二度とない。
だから、その日その日を
大切に大事に生きていこう。
我会见到你♡
Fammi vedere di nuovo♡
Je voudrais vous revoir♡
See you again♡
こんばんは。
ありがとうございます。
いろんな意味で生きるということのすばらしさを伝えていければなぁと思います。
いのちあるものに対し、助けれなかった思い…。申し訳ないと思いますよね。
ワタシはこの職につき、いきものの生死に対面します。このコたちがいたことを忘れてはいけない。
とかく、さかなのいのちは、海獣より軽く思われがちですが、さかなであれ、ともに働くパートナーだと思っています。
きれいごとなんちゃうん。って言われますが、ワタシの中ではスタッフもさかなも海獣もハマスイで生きるものは仲間です。
全員でハマスイなのです。ワタシの宝物です。ワタシの尊敬する歴代館長の教えを自分なりに解釈したら、この思いに至りました。
これからも、ワタシたちハマスイをどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは！
阪神淡路大震災から24年．．．でもあの日のことは未だにはっきりと衝撃的な出来事として記憶に残っています。
あらためて阪神淡路大震災で犠牲になった方々に黙祷捧げます。
自分も助けられなかった魚達がいます．．．魚たちには申し訳ないと思っています。