11月7日早朝、当館で飼育しておりました
フンボルトペンギンの『モミジ』が死亡しました。
当館では2番目に長生きの個体で、
自分の子のみならず他のペアが育てられなかった子の仮親として
多くのペンギンを育ててきたペンギン団地のお母さん的存在でした。
また、フンボルトペンギンの寿命は20~25年と言われており
モミジは今年で25歳でしたが、高所にある巣からプールまでを
毎日器用に上り下りしたり岩の上でペアのフクと
ゆったり過ごしているかと思いきや力強くプールを泳ぎ回ったりと
若い個体に負けないくらい元気なおばあちゃんペンギンでした。
天国の分館では先に旅立っていた子たちとゆっくり過ごしながら
こちらでがんばる仲間たちを見守っていてほしいものです。
モミジの冥福を祈るとともに、
これまでモミジを愛してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
なお、献花台は11月23日まで水族館出口マリンストア前にて設置しております。