以前、桂浜水族館に魚を提供してくれている須崎市浦ノ内下中山を紹介しましたが、こちらは浦ノ内湾内、今回は反対側、太平洋側の池ノ浦漁港を紹介します。
池ノ浦とのお付き合いは30年以上も前からです。
ウツボの収集から始まりました。
池ノ浦はイセエビ漁が行われていて漁港入口に2軒の伊勢海老料理屋があります。
イセエビがいるところにはこれを餌とするタコが多く、それを好むウツボも集まってきます。
最近はウツボ料理をアピールしようと「ウツボまつり」なるものが須崎で開催されています。
閑話休題。
池ノ浦には魚をとりまとめてくれていた漁師さんが亡くなりましたが引き継いでくれる漁師さんが何名かいたのですが、高齢化の為めっきり漁が少なくなりました。
池ノ浦は横浪スカイラインという観光道路からクネクネした細い道を降りたところにある小さな集落です。
かなり過酷な自然条件だと思いますがそこには荒くれ漁師さんはいなくて、物腰の穏やかな優しい人ばかりです。
岸壁には漁から帰った船から投げ込んだウミシダやヒトデなどもいます。
そして何よりも風景が美しく、クネクネ道には桜並木もあります。
古いお付き合いの池ノ浦、何とか今後も続けていければと思っています。