私が担当している淡水熱帯魚やトサキンコーナーでのズボラな水換え方法を紹介しましょう。
それは水槽にチョロチョロ注水をしてあふれさせるというものです。
塩ビパイプをいろいろと加工して、大まかな時間を決めて注水を続けます。
こうすることによって急激な水温や水質の変化がなくゆっくりと水が換わっていくのです。
以前は濾過槽の水が蒸発して少なくなった時に一気に注水し、止め忘れて大切な魚を死なせてしまうことがありました。
”ズボラ換水”ではこれを避けることができ、魚の状態もキープできると信じています。
ただ、淡水熱帯魚コーナーのバックヤードは大変狭く、濾過槽のオーバーフローからの排水パイプやホースに躓き抜けてしまって床が水浸しということもあり、注意が必要です。
おとどより命を受け、追加事項でございます。
RO膜濾過は、簡単に言うと逆浸透圧というのを利用してゴミとかアイツらのうんことかを選り分けるありがたい浄水できる膜でございます。「それに蓋がしてある(都会だから)」というタイプです。おとどのような淑女にメンズがこぞってかしずくお店などにもよくオシャレなウォーターサーバーとしておいてある水も同じ原理で浄水ろ過されていたりします。
【賢そうバージョンでもう一度】
「緩速ろ過」とは、一度汲み上げた水を、多層になった様々な砂利層(場合により活性炭フィルター併用)を通過させることでゆっくりと浄水方式である。大きな利点は、塩素以外の消毒や薬品などを使わなくても良いという点である。なので淡水魚展示のある敷地の取れた水族館では塩素も添加しない場合、ほぼ原水に近い形で利用できる生態に沿った水質での飼育が可能である。具体的には、細菌雑菌、アンモニア性窒素、臭気、重金属、陰イオン界面活性剤、フェノール類を浄化処理する。欠点としては貯留池の敷地の確保に加えて2日程度は沈殿処理に時間がかかるということ。また、あまりに酷い汚染水の場合はろ過層へのダメージが大きくコスト的にも不向きな点があげられる。
↑これ下僕が、仕事で書いたやつ、バレたら二度張りしやがってって言われるかもだから黙っててねシッ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
開放式浄化槽での自然循環ろ過って言うんですよね。都会のビルの中の水族館では場所がなくてできないから密閉濾過槽とかRO膜使うのだと聞きました。