深海の高貴な美味いヤツ(生き物紹介④)【スタッフ・ウラ】

まいどっ!先週いよいよ梅雨が始まるな、とか言ってたら早速梅雨入りのニュースを見てしまったウラです。

例年より早くない?と思っていたら四国観測史上最速だそうです☂

梅雨が早く明ければ、それだけ僕の好きな季節が雨無く過ごせるので結果オーライですが、しばらく湿気に悩まされそうです(;^_^A

 

さて、前置きはこのくらいにして本日の話題は久々(←)生き物紹介第4弾ですdouble exclamationdouble exclamation

【アカアマダイ】

分類:スズキ目アマダイ科

体長:40cmになる

 

名前に”タイ”と付いていますが、アマダイ科という仲間でスズキ目タイ科のマダイとは異なり、一般に”あやかり鯛”と言われています。

ですが、味は鯛と比べても全く引けを取らないと言われています。

僕はまだ食べたことが無く、是非食べてみたい種の一つなのですが、身はとろけるような柔らかさで、昆布締めで薄造りにしたり蒸し物などで食べられています猫2

また、おでこが張り出し頭がへこんだような特徴的な形態をしており、その見た目から屈頭魚(くずな)が訛りグジと呼んでいる地域もあります。

30~200mまでのやや深い水深の砂泥底に巣穴をほって生息しており、近くを通った甲殻類やゴカイなどの多毛類を捕食しています。

個人的には桜色に染まった体や大きな眼、鰭をなびかせながらゆったりと泳ぐ姿にどこか高貴な印象があって好きな魚です目がハート (顔)

 

当館ではあまり展示したことが無く、僕にとっては初めての経験でした。

地元の漁師さんに頂いたのですが、見た瞬間『ハァッ・・・!』となるくらいには美しかったですぴかぴか (新しい)

巣穴をほるという事は警戒心が強いのかなと思っていたので、最初は餌を食べてくれるか心配でしたが現在は餌をもりもりと食べ、本館内深海水槽にて展示しているので是非ご覧くださいるんるん (音符)

 

 

 

 

 

余談ですが、種名と流通名(漁師さんの間で呼ばれていたり、市場に出た際の商品名)の違いや”あやかり鯛”のように市場での分類は面白いなと思います。

どれも形態をよく表していますし、種名よりとっつきやすかったりと入口としてすごく適しているなと思っています。

当館の解説板にはそんな地方名なんかも解説しているので、来館された際は解説板もぜひぜひ読んでみてくださいぴかぴか (新しい)

 

    深海の高貴な美味いヤツ(生き物紹介④)【スタッフ・ウラ】」への4件のフィードバック

    1. あずきさん、コメントありがとうございます。
      こんばんは☽

      そうなんです、いいお値段しますよね(;^_^A
      シロアマダイが最も美味しく最も高価です。。。
      アマダイの中でも大きくなるので、是非食べてみたいです。

      イラも似ていますね!
      イラの仲間も同じようにおでこがでっぱったような面白い形をしています。
      でも、イラの方が大きく鋭い歯があって、性格もキツいです。

      想像するだけで涎が出そうですジュルリ
      魚の頭にも沢山可食部があっていいですよね♪

    2. くーさん、コメントありがとうございます。
      こんにちは☀

      アマダイの仲間は日本に5種が生息していますが、その中では比較的よく揚がるそうです。
      僕も就職するまでは高くて美味しいらしい魚、位にしか知りませんでした(;^_^A

      ワーゲンバスと聞いてなるほど!!と思いました☆確かに似てます(´ω`*)
      どこかで出来たら動画も上げたいと思います♪

    3. こんばんわ☺️
      甘鯛ってスーパーで売ってるのを時々見かけます。(結構いいお値段😰)
      白甘鯛っていうのが確か超レアとか?
      鱗も何か高温の油で揚げると食べられるとかって何か聞いたことがあります( ̄▽ ̄;)
      甘鯛を昔は知らず、イラの仲間?って思ってました😱

      これならいいお出汁取れそうだから、アラでお吸い物や炊き込みご飯をしても美味しそうですね☺️

    4. ウラさんこんにちは〜😃
      アカアマダイ初めて知りました。
      顔の形がストンとしていて、一目でワーゲンバスみたい!と思いました😆カワイイですね♪
      泳いでる姿を見たいです〜。

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