子ガメ大冒険  スタッフM

トサキンの世話をしていた時のこと。近くのソテツの植え込みから何やらポタッと落ちました。何とミシシッピアカミミガメの幼体、いわゆるミドリガメでした。孵化したばかりのような極めて小さい個体です。一体どこから来たのでしょうか。実はたびたびこんなことがあるのです。浜で清掃をしてくれているおじさんが拾ってきたこともありました。私が推測するところですが、高知市内の下知の下水処理場や南国市十市の石土池などにはたくさんいて、繁殖期に生まれたものが雨による増水で流され、海を渡って桂浜に打ち上げられたのではと思います。

と、すれば流されている間には大きな魚の餌食となったり、カモメやサギなどの鳥に襲われたり、なんとか上陸はできたもののカラスやタヌキ、ネコなどの脅威にさらされたりととんでもない冒険をしたことになります。とりあえず私の管理しているアクアテラリウムに収容して育てることにしました。日本在来のイシガメやクサガメにとって代わりそうな勢いのミシシッピアカミミガメですが、彼らには罪はありません。

    子ガメ大冒険  スタッフM」への3件のフィードバック

    1. あずき様 コメント感謝です。いつも遅くなりすみません。たまたま金魚の世話をしていたところに子ガメが出て来たので、
      まぁいわば奇跡でしょうかね。ウロウロ歩いていればお客さんの目に留まる事もあり得ますが・・・

    2. ミドリガメ、気持ちよさそうに泳いでますね。
      大きくなりますように。

    3. とても小さい個体が、桂浜水族館まで流れ着き、丸林さんに保護して頂けた✨
      何だか運命を感じます。

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