私の昭和、平成、そして令和「悪りことしの記③」スタッフM

故郷三重県松阪市はJR紀西本線、参宮線と近鉄が並んで運行している所です。子どもの頃、乗り物が好きで当時の国鉄の蒸気機関車や近鉄のスマートな特急電車を見に行き、絵を描いたりして遊んでいました。

ある時、上級生がへんなものを見せてくれました。薄っぺらくプレスされた不思議な金属片でした。よく見ると1円や5円、10円硬貨でした。何と列車に轢かせたとのこと。線路に置き石などをすると脱線の危険があることは重々承知の上のこと、しかし、金メダルや銀メダルのようなものが、画期的?な方法で作れるということに大変な魅力を感じたのです。早速、これを試みたのは言うまでもありません。しかも、線路の下をくぐるお百姓さんの通り道に潜み、上を通る列車の底を観察したりもしていました。当時の列車の便所は垂れ流しだということを知る由もなく、後から思うに汚いところに潜んでいたものでした。線路付近で子どもがチョロチョロしているという報を受けて2人のおじさんがやってきました。そして見事に御用。一緒に遊んでいた悪童(誰がじゃ!!)どももお縄につき、置き石があったことも発覚。2人のおじさんに家まで押しかけられる始末(何と横着な表現げっそり (顔)

おじさんたちは鉄道公安官と名のりました。ちょうど鉄道好きの少年少女と鉄道公安官が出てくるマンガがあり、あこがれの気持ちを抱いていたこともあり、あろうことか事の重大さよりワクワクした気分になってしまっていましたが、以後はこのような悪さは一切しておりません。両親が健在な頃、松阪に帰省すると教員であった2人とよくこの話をしたものでした。親泣かせとはこのことですねバッド (下向き矢印)

    私の昭和、平成、そして令和「悪りことしの記③」スタッフM」への1件のフィードバック

    1. 良い子は、硬貨・紙幣を変形させちゃだめですよ😅😅😅😅😅😅😅😅😅

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