毎日の通勤に使っている海岸線の道路、東緒木のあたりの北側にへんなものが立っています。2本のコンクリート製の支柱で、上部は滑車がついています。
そもそも昔は道路はなく、砂浜が迫っていました。今は砂の流失が大きく、高い堤防の向かいには消波ブロックが突き出した殺風景で悲しい光景となっています。この海岸では地曳網漁が行われていました。件のコンクリートの柱は地曳網のロープを巻き上げるためのものだったと聞きました。引き上げたロープを滑車を通じてロクロと呼ばれる機械で巻き上げていくものだったとか。その柱が今も残されているのです。
海岸線を西に走り、宇佐に入ると、白菊園病院の西隣りに横山正住の歌碑「地びき網の歌」があります。
うちつづく いわしの海に あかがねの わが肌一面に うろこ光れり
正住と‥‥ちょっと待てよ!海からかなり離れた用水路沿いに例の柱と同じものが2本‥‥?しかも滑車がついていたと思われる痕跡のスリットが横を向いているではないかNGなんじゃこりゃー、教えてくれ~
スタッフMさま
こんにちわわー。
うーん、これは歴史建造物のひとつとして移設させたのでしょうか?
イワシ漁が盛んだったんでしょうか、うろこが光る、てよい表現だなぁ。
こうやってときどき気にとめてくれる人のために残してるのかもですね。