「手伝う」という言葉~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
4月1日、もりちゃんは桂浜水族館と一緒に誕生日を迎え29歳になりました。

桂浜水族館に入社して3年だか4年だかになるのですが、
まるのんが「今からトドプール掃除するけど近くで写真撮る?」と誘ってくれたので
水を抜いたプールに初めて下りました。
水を抜いたプールを見るのは初めてではないのですが、
水を抜いたプールに下りるのは初めてです。滑る。
実は、この日の初めてはこれだけではなく、
その日 “初めて” 少しだけトドプールの清掃をしました。
床に平然とウンコが転がっている。動物だとて女子たちよ。

 

 

 

 

 

しかしよく考えてみると、3・4年いるというのに私はここで「したことがない」ことが多すぎる気がします。
事務局スタッフだから飼育の仕事で「したことがない」のがあることは不思議じゃないかもしれません。
でもそれは「事務局スタッフだから」ってしなくていいことでもないと思うのです。

「手伝う」という言葉には、どこか他人事を前提としたニュアンスがあって
大人の「手伝い」は子どもの「おてつだい」と違って、
「自分には関係ないことだけど、関わってあげる」みたいな
冷たさがあるように思います。
ここで「企画広報」という役職を担うようになってから「手伝う」に対して
絶妙な冷ややかさを感じるようになりました。いい意味でです。
この言葉や、この言葉を使う人にはもちろんなんの罪もありません。
ただなんとなく、なんとなく私がそう思うのです。

だからこそ忘れてはいけないのが
自分と他人では、同じ物事に対して向けることができる熱量が違うということです。
誰かが愛してやまないものが私にとってはどうでもよくて
私にとって至極愛しいものでも、誰かにとっては心底どうでもいいことだってある。

しかしながら、どうせ同じことをいっしょにやるのなら
私は、ついてきてくれる人よりも、同じものを見てくれてなくてもいいから、同じ思いを抱いてくれてなくたっていいから、片思い同士でいっしょに歩いてくれる人の方が好きだという、ただそれだけのお話です。

まるのんと、最近流行ってるらしいカップルの写真を真似てみました。

 

 

 

 

 

飼育員が彼氏だったら、こんな写真も撮れますね。

    「手伝う」という言葉~スタッフ・もりちゃん~」への1件のフィードバック

    1. 毎度です
      えぇ〰誕生日なら先に教えてよ(`o´)
      来年はモリちゃんの誕生日として記憶しちょく
      そして30歳を祝いましょ

      正直、ヤブッチよりモリちゃんと喋る時間が多い
      マリンストアファンなのかも知れんね

      若さの秘訣は、もう30じゃなく、まだ30です
      年齢は単なる数字にしかすぎん
      老いてもキラキラ輝く魔女におなりなさい
      自由を愛し自分でを愛する人であれ!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA