トサキンの飼育展示が始まったのは、1994年(平成6年)の春のことですから、今年で丸25年になります。当初は白点病やエラ病、青水などに悩まされましたが、コツをつかんで何とか続けてくることができました。これも当時の土佐錦魚愛好会、現在の日本土佐錦魚保存協会の温かいご協力あってのことなのです。特に毎年、その年に生まれた当才魚の寄贈により、飼育展示が成り立っています。
今年も新しく生まれて選別された当才魚をたくさん寄贈して下さいました。昨年はアオサギの被害に遭い、飼育数の減少を余儀なくされましたが、強力な援助をいただき、持ち直すことができました。