スッポン日光浴大作戦  スタッフM

桂浜水族館の淡水熱帯魚コーナーの一角にニホンスッポンの水槽があります。元気いっぱいでエサの魚をパクついていますが、長く水中にいると体表にカビのようなものが発生し、ただれたようになってしまうことがしばしばあります。紫外線不足が原因の1つとされ、屋外で飼育するか、専用の照明を使用することで防止できるとのことです。そこで、手っ取り早く日光浴をさせることにしました。実は、昨年の夏にポリ容器に入れて1週間ほど外に放置して効果を得ることができたのですが、今は真冬。寒空の下に放り出すことはできません。一計を案じてみました。館内でよく日が当たり、ポカポカと暖かいところといえば、本館の屋上だろうということになりました。晴れた日は10時ぐらいから気温が上がり、昼過ぎまで日が当たっています。しかも見晴しバツグン!(関係ないか…冷や汗 (顔)

さて、スッポンはまずスポンジを使って海水で体を洗い、脱走防止用の金網をとりつけたポリ容器に収容して屋上へ。日がかげる前に元に戻します。これを天候を見て不定期的に行うという作戦です。スッポンが日光浴中は水槽に表示を出すということで、事務所のモリちゃんに頼んでPOPを作ってもらいました。シャレていますね手 (チョキ)

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