私の昭和、平成そして令和「小津の杜(もり)➁」  スタッフМ

さて、南溟寮(なんめいりょう)に入ってびっくり。面接というのがあり、1人1人が部屋に呼ばれ、役員たちにとり囲まれ、正座をして声をふりしぼって応答しなければならない。

凄みをきかせた役員もあり、恐ろしいことこの上なかったが、後にこれは演出されたものとわかったのであった。

入寮した晩、グラングデンに酔っぱらった先輩(3回生)が帰ってきた。役員から「1回生!廊下に並べ」という命を受けて並んだところ件の3回生にパンパンパンパンと張り回された。

何ちゅうところじゃ、ここは。夜寝る時に涙が出た。そうこうしているうちに退寮者が続出。正規の退寮はまず認められないため夜逃げである。

どこかからリヤカーを借りてきて、夜中に荷物を運び出す。当時は車を持っている大学生など皆無に等しかった。

新人生のみならず上級生も逃げていた。不思議なことに当たり前のように、一切おとがめなし。

私も友人の夜逃げを手伝いながら、自分も……と密かに準備をしていたのだが、逃げそびれて翌年2回生になった時はめでたく……?役員就任ということになってしまう。

    私の昭和、平成そして令和「小津の杜(もり)➁」  スタッフМ」への1件のフィードバック

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA