🐱~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
読書の秋ということで、
みなさんは荻原朔太郎の「猫町」という作品を読んだことはありますか。

物語は、薬物中毒から抜け出し、健康のために散歩を始めた「私」が
北越地方のKという温泉に滞留した際に、猫ばかりが住む未知の町に迷い込んでしまうというもの。
もともと極度の方向音痴でもあったが、薬物の後遺症もあったのでしょう。
猫の町は実は自分がよく知っている近隣の町で、普段とは異なった方角から町に迷い込んだために、まるで見知らぬ町に来たかのように錯覚するのです。

この現象って案外あるあるなように思うのは私だけでしょうか。
数日前まで建物があった場所が空き地になっていて、そこにあったものが思い出せないだとか、慣れない近道をしたばかりに複雑な道に迷い込んで町に騙されてしまったりだとか…。

物事にはありとあらゆる「面」があります。
正面だと思ってみても、それは「自分にとって」にすぎません。
「四角」を見て「箱」を想像することができなければ、それは「四角」でしかありません。

こんな広告を見たことはありますか。

出典 新聞広告データアーカイブ

誰かにとっての「正義」は
誰かにとっては「正義ではない」かもしれないのです。

最近、私がときめいたキャッチフレーズは、
docomoのCMの「世界は、ひとりの複数形でできている」です。

自分が、今、目にしているもの、それが「すべて」ではないということ。
生きている場所、そこが「すべて」ではないということ。
いろんな角度から物事を考えてみる。
いろんな自分になって答えをだしてみる。
自分が知っていると思っていることは、知っていると思い込んでいるだけで
違う角度から見るとまったく知らない「面」を知ることがあるのです。

誰も言ってくれないから自分で言いますけど!!
かいものかごをバケツにしたこと、「天才かよ」と思います。
バケツを持って歩いている人、可愛すぎる。
特に小さい女の子や男の子がバケツを持って歩いているの、可愛すぎる。
私天才。発想の勝利。自分最高!!!

家に帰るまでが桂浜水族館です~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは!
月が変わって11月です。
ついにカピバラのえさやり体験が始まりましたね!
どさくさに紛れてマリンストアでもえさやり体験を始めました。

店内入ってすぐのところにバケツを用意してあるので、
お店の中にあるエサをバケツに入れてレジカウンターに立っている
ストアスタッフ(ヒト科ヒト属)に渡してみましょう。
目を✨💲金キラ金💲✨に輝かせて喜びます。
バケツの中にたくさん入れれば入れるほどストアスタッフ(単細胞生物)は喜びます。
こちらの体験料は、お客様がバケツの中に入れたエサの数やものによって異なります。
自分の前に並んでいた人より高くても責任を負いかねますのでご了承ください。

ハイ!ふざけました!
えー、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
そうです。この度、「かいものかご」を用意いたしました。
ずーっと設置したかったかいものかご、ようやくです。
どうぞ、ご自由にお使いください。

なんでバケツなのかって?ストアで使えなくなったら飼育に回すためだよ!!
もりちゃんのこの無駄に洗練された無駄のない無駄な悪知恵、ご賞味あれ。

言葉という負荷~スタッフ・もりちゃん~

\みなさんこんにちは/

こう見えて着物大好きなもりちゃんは
昨日、お母さんといっしょに南国で開催している着物市に行ってきました。
着物一式、わが人生最大の買い物です。

平成2年の4月1日、3200gで五体満足元気に生まれたのをいいことに
この26年、酒の雨降る荒野を全裸で駆け回る人生を送ってきたので
膝どころか膵臓にまで矢(制裁)を受けて一時は瀕死状態に陥りました。

27歳の春、これではいけないと心を入れ替え、
毎日職場で悪態をついて毒を振りまき
仕事終わりにはサウナに通って毒という毒を抜き、
27歳の秋、割とクリーンな身体になったと思います。
驕らないように着物一式、百ウン万円、「戒め」として背負うのです。
(かっこいいこと言ってるように見えるけど理由が割とダサい)
みなさん、もりちゃんの更生プロジェクトを応援してください。

さて、そんなもりちゃん、芸大生時代は「画を描くこと」で
伝えたいことを表現していたので、その分「言葉」という負担がなかったのですが
桂浜水族館でPOPや広告を手掛けだしてからは
「絵」だけではなく「言葉」の大切さをしみじみと感じています。

「言葉」にも形や色や温度や匂いや重さや軽さがあります。
だから同じ意味でも言葉ひとつで相手に伝わるニュアンスが変わるのです。
自分が投げた言葉と、相手が受け取った言葉は必ずしもイコールではありません。
どんなに優しい言葉でも、相手にとってそれが優しさでなかったら、
暴力になる得るかもしれません。
逆のことも言えます。
誰かからの言葉がいつもよりとげとげしく感じる日は、
自分にも誰かにも優しくなれない日なのかもしれません。
人生はきっと長いのです。そんな日だってあるのです。

飼育スタッフは毎日動物の目を見て声をかけています。
動物たちもそうして声をかけられると返事をしています。
言葉が通じなくても、動物たちは人間の言葉の温度や匂いや重さを感じ取って
「会話」をしているんだと思います。

やっぱり、褒められたいよね。女の子だし。

お尻愛~スタッフ・もりちゃん~

水曜日ですごきげんよう。

突然ですが、みなさんは身体の中でどの箇所が一番好きですか?
わたしはダントツ「お尻」です!
お尻が好きすぎて隙あらばスタッフのお尻を触っています。
ぷりぷりのお尻、たまりませんね!
桂浜水族館は若いスタッフが多いのでぷりぷりパラダイスです。

水族館の生きものはあんまり「お尻」という部分がヒップアッ・・・じゃねーや。
ピックアップされないので、「お尻」に注目することはないと思いますが、
みなさん!忘れてはいませんか?いいえ、まだ記憶に新しいはずです。
少し前に最高の逸材が仲間入りしたではありませんか。
そう、カピバラのカピィとバァラ!
なにこの艶めかしいお尻!素敵ッ!

そうなるとストアではもう、こうですよね。ええ。
\見よこの貫禄のあるどっ尻/

なにも不思議なことではございません。

え?いや、ラッピングですよ!ラッピング!
こちらのラッピング、少々お時間をいただければ無料でさせていただきます。
ご希望のお客様は、もりにお申し付けください。

大人になるということは~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
もりちゃんは先週、美術アカデミー時代の友人と三人でご飯を食べに行ったのですが、
桂浜水族館の話題になったときに、友人のひとりが
「桂浜水族館は大人になってから行ったら本当の面白さがわかる」と言っていました。
私も、小さい頃に遊びに来たきりで大人になってからは存在を忘れ
入社するまでは話題にもしないほどだったのですが、今では毎日のように飼育している生き物や
スタッフと関わる中で、子どもの頃に見た「桂浜水族館」とは違う奥深さをひしひしと感じています。

昔から、本を読む時や散歩をする時、テレビ番組や街の看板、誰かとの会話の中で自分が抱いた違和感や
「おもしろい」と感じた言葉をメモにとっているのですが、イベントの広告やPOPを手掛けるようになってから、
日常生活の中でよりいっそうそれを心掛けるようになりました。
ものの見方を変えると、表現の幅が広がります。
言葉をひとつ知るたびに、発言が柔軟になります。

大人になるということは、誰かと関係を築き、何かを知り、
許したり許されたりしながら、たまにときめきを忘れ
そして、さみしさを覚えることかもしれません。

人肌恋しいそんな秋は 桂浜水族館
おセンチな心を癒す 桂浜水族館

大人をサボりに来ませんか?

女心と秋の空~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
最近めっきり過ごしやすい気候になり、まさに秋といった感じですね。
先日、サウナで備え付けのテレビを見ていたら
タレントふたりの対談番組が始まり、
その中で恋愛の話題になったときにMCの芸人さんが
「恋愛は100と100で200%を目指すものじゃなくて
 100%をふたりでどう作るかが大切」だと言っていました。

恋愛に限らず、人間関係というのはどれもそういうものだと思います。
もちろん、なんでも率なくこなせていつもお互いが100%に完璧であればそれは素晴らしいことです。
ですが、人にはみんな得意不得意があり、得意なことの中にも能力に差があります。
努力は必要ですが、自分が「できない」ことを知りそれを認めることは何よりも大切です。

スタッフまるのが「うまくいかなかったりできないことがあると悔しくて腹が立つんです」と言っていました。
それは「自分に?動物に?」と訊くと「どっちにも」と答えた後に
「でも後から考えるとやっぱり自分に腹が立ちます」と教えてくれました。
動物と100%を作るのはもっともっと難しいことかもしれません。
もりちゃんは桂浜水族館スタッフのいろんな100%を応援しています。
そして、自分もみんなといろんな100%を築いていきたいと思っています。

さて、もうすぐ10月です。
マリンストアは衣替えならぬ模様替えを始めました。
来週の水曜日までには店内がガラリと変貌している予定なので
お楽しみに。

ではまた~!

無視されてカワウソゥ~スタッフ・もりちゃん~

朝晩肌寒くなり、すっかり夏の終わりと秋の訪れを感じる今日この頃。
先日は台風襲来で荒れた桂浜。
寄せては返す大波に、連休の人波をさらわれてしまいました。
水族館も午後から閉館となったので
私は神田のぽかぽか温泉で5時間サウナにたてこもりました。
もりちゃんは今日も元気です。

さて、話は変わりますが、台風襲来の幾日か前に
あいにくの雨でお客さんが少なかったので
これはチャンスと思いスタッフよーすけがしているカワウソタイムを見に行くと、
これが大穴!大人気イベントのひとつであるカワウソと握手することに成功!
筒の中にお魚を入れたあとに指を入れると小さな手が伸びてきて、ピトッ!
ウォぉぉぉぉー!!カ゛ワ゛イ゛イ゛ィ゛ィ゛ーーーーー!!!!
これは・・・・・・
これは・・・ッ!
これはッッ!!
可愛すぎるぞーーー!感動!
そして数日後またあの可愛い手と触れ合いたくて筒の中に指を入れみると
なんということでしょう!!!

全力で無視されました!このやろう!現金なやつッ!!
でも可愛いから許すッッ!!

そんなベリベリキュートな桂浜水族館のカワウソくん、
日本の水族館で飼育展示されているカワウソたちの総選挙、
第一回カワウソゥ選挙に出馬しています!
みなさま、次の連休はぜひぜひ、桂浜水族館にお越しください。
カワウソくんとの握手イベントは15時からやっております。
参加して清き一票を!

桂浜水族館のカワウソくんは連れて帰りたくなるほど可愛いので、
その抑えきれない衝動を抱え、マリンストアにいらっしゃいませ!
あなたの顔と財布の紐が綻ぶ場所、桂浜水族館!マリンストア!
スタッフ一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

罪があることは面白い~スタッフ・もりちゃん~

はいどうも~!👏👏
先週に引き続き飼育スタッフが撮った写真を勝手に拝借してPOPを作っては
窓やドアに貼りまくらせていただいてるわけですけどね👧
昨日の朝、ストアに来たもりやんがそれを見て笑った後
「もりちゃんのPOPは毒があるから面白い。やっぱり
罪があることは面白いんだよ」と言っていて
何年か前にある脳科学者が言った「不謹慎と秀逸な笑いは、常に紙一重」
というのを思い出しました。
問題や苦難にぶつかったとき、それを苦しむだけなら簡単にできます。
ですが、ほんの少し見方や考え方を変えることで
それは「なぜか無性に、どこかとても面白いもの」になると思います。
しかし、毎日サウナで4時間デトックスしてるのにまだ毒づくのかよ、もり。
(誰かもりをホルマリン漬けにしろ)

いいえ、女たるもの可愛いだけではやってられないのです。
悪い女ほど追いかけたくなるもの。
罪深き女でありましょ💋

この秋も、寿司ネタとツッコミネタが満載の桂浜水族館へ
ぜひお越しください。
つっこまれるのが大好きなので、twitterに写真を上げてガンガンばしばしツッコんでください!
めざせ、H-1グランプリ!
もうええわ!
あざっした~!

飽きない商い~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
最近、飼育スタッフが撮ったスイゾクの画像を
勝手に拝借して販促POPを作るのにはまっているもりちゃんです。
連休に向けて店内のレイアウトをがらりと変えようかなとも思っています。

さて、夏休みも終わり、新学期がはじまりましたね。
ナイーブな話になりますが、長いお休みが終わり学校が始まる9月は
子どもの自殺者数が高い月でもあります。
緊張してしまいますね。
でも心がつらくなるほどがんばって学校に行かなくてもいいんですよ。
少し遠いかもしれませんが、水族館へ来ませんか?
教室にはいない海のおともだちがあなたを待っています。
新しい出会いや発見、教科書には載っていない学びがあるかもしれません。
私たちスタッフも、日々、生きものを通してたくさんのことを学んでいます。

水族館に入るお小遣いが足りなかったら
むしろ一番の当館名物である副館長と
まつ毛がゲジゲジなゆーちゃんと
意外とビビりなサンゴちゃんと
たまにドすっぴんなもりちゃんがいる
マリンストアへいらっしゃいませ。
もりちゃんの9割はふざけています。

私たち桂浜水族館スタッフは
ひとりでも多くの子どもたちが大人になれることを望んでいます。
いつも、いつでも、来たくなる水族館へ。
あなたの声を聞かせてください。

モーリーを探せ~スタッフ・もりちゃん~

みなさんこんにちは。
心なしか朝晩涼しくなってきて夏の終わりを感じる今日この頃
ここ、高知県にも秋が静かに近づいてきているように思います。

突然ですが、みなさんは何色が好きですか?
私は「赤色」が好きなので、秋はファッションやメイクに赤色を全面的に使っちゃいます。

「色」の力ってとても強くて、
実は私、日ごろから実験的にPOPを作り替えたり、ストアのディスプレイを変えてみたりしているのですが
ひとつ色味を変えるだけで、配色が違うだけで、その効果ががらりと変わったりするのです。
お店の雰囲気が変わるだけでなく、お客様がご購入される商品の傾向も違ってきます。

人はみんなそれぞれの色を持っています。
それはその人自身が生まれ持ったものであったり、育った環境で身につけたものであったりとさまざまです。
「色」は個性のひとつで、それはその人が発する声や言葉やフォント、視線の配り方や所作、選ぶ服や化粧や髪型や、
そうした見た目の全てで成っています。

私が大学時代にある講義で教授が「見た目は個性を作る上で一番手っ取り早い手段だ」と言っていました。
同じ私でも、アイシャドウや口紅に赤色を使う私と青色を使う私では、誰かに与える印象や及ぼす影響は違います。
まだ一度も寒色系のアイシャドウを使ったことがないので、夏が終わる前に手を出してみようかなと思っています。

動物も人間も、生き物にはみんな「個性」があって、それぞれの色を持っています。
豊かな個性があふれる桂浜水族館の色に、あなたもぜひ触れにきてください。

マリンストアは毎日がリニューアルオープンです!

そしてそして、桂浜水族館に遊びに来た際は、
飼育スタッフの顔色も見てあげて・・・!
暑さや無理がたたって食が細って青ざめている時があります・・・(笑)
お得な年間パスポートで、水族館スタッフの健康を管理してあなたも桂浜水族館のカクレスタッフに?!
ヒト類担当スタッフ枠、空いてます!(笑)

それではまた来週~!