カピバラの「ムム」が亡くなりました。

2021年7月16日午前7時30分頃
桂浜水族館で飼育しておりましたカピバラの「ムム」が死亡いたしました。

ムムは、2019年9月24日に誕生し
父母の「バァラ」と「カピィ」、兄弟の「テテ」と
いつも一緒にお客さまにエサをねだる営業術は本当に愛らしく人気者でした。

ムムは、甘えん坊で人懐っこい性格で私たちスタッフに「きゅいきゅい」といいながら
甘えてくる姿に幾度となく癒されていました。
また、尼神インターの渚さんから2019年のクリスマスに「ムム」というステキな
お名前もいただき、カピバラ愛が凄過ぎる南海キャンディーズ・山里亮太さんにも
かわいがっていただきました。

スタッフはじめ多くのみなさまに愛されたムム。
雨の降る朝、お空の分館に旅立ってしまいました。
あの愛くるしいまなざしと声を傍で聞けなくなるのは悲しいですが、
きっとお空の分館でも愛されることでしょう。

ムムの冥福を祈るとともに、
これまでムムを愛してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
館内に献花台を7月17日より設置しております。
死因については、現在、病理解剖の結果待ちです。

6月19日生まれ カリフォルニアアシカ赤ちゃんの一般公開決定

7月10日(土)9:00~
アシカプールにて一般公開いたします。
※個体の状況により変更または中止となる場合がございます。

2021年6月19日の14:12に母獣「エル」の破水を確認しましたが、
なかなか出産が進まず21:12に出産しました。
アシカの出産は25分から40分程度というのが平均ですが、
エルの場合は7時間を要しました。そのため母体の疲労もあり、
赤ちゃんの状態も心配しましたが出産できたことや生存して
生まれてくれたことに奇跡的感動を覚えました。
しかしながら、エル自体が初産だったからか
出産直後より赤ちゃんに対し無関心でした。
幾度か接触を試みましたが近づくこともなく、
無関心な状況が続いたため苦渋の決断でしたが、
赤ちゃんのいのちを優先して人工哺育を選択いたしました。
母親から初乳をもらっていない赤ちゃん。
人工哺育として、かなりハードルは高いですが関係機関との連携をとりながら、
赤ちゃんのいのちを繋げられるよう今までスタッフ一同が尽力し、
仔獣は現在元気に育つことが出来ています。
泳ぎの練習も少しずつこなし、
みなさまにお顔をお見せできるまでとなりましたので、
一般公開に踏み出すことを決定いたしました。

愛くるしい仔獣と成獣を見比べる貴重な時期でもありますので、
赤ちゃのカリフォルニアアシカの成長をみなさまと共に見守れればと思います。

アシカの赤ちゃんについてのお知らせ

2021年6月19日に生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんが
無事に生後2週間を迎えることが出来ました。

エルの赤ちゃんということで、「コエル」ちゃん(仮称)と呼んでいます。
日々、ミルクの量も増えて現在7Kg超しました。
残念なことに人工哺育となり、私たちスタッフも気を引き締めコエルの成長を
見守りながら今日に至りました。
各所ご協力いただきながら2週間の人工哺育を経験させていただき
いのちの尊さもスタッフみんなが身をもって感じる日々を送っています。

成長を細かく観察しながら、コエルが健康に元気に成長できるように
またみなさまに元気なコエルをお見せ出来るように尽力いたします。

ちょこちょことコエルの成長をSNSでもお知らせしていきますので
お楽しみに!!